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撮影日2019/11/26
疾风战神:ゲイル(物語)
ジーフォンジャンセン
「朝焼けの戦士と蒼天の騎士」
〜遥かなるときの中での物語〜
開幕編
メーカー名:梓育玩具
战车模式
全新升级超炫造型
变形战神
DEFORMATION
TRANSMUTES
VIVID AND GREAT IN STYLE
鍛錬が終った
清々しい朝日であった
「夜の方が涼しいし.やる気が出る」
そう相方が言ったのだ
突然の事であったが以前から蒸留アイオソトープ(酒)の勢いで某(なにがし)かを提案してくる事はあった
今宵はアイオソトープでは無く上質のエネルゴンが手に入ったので夕刻から盃を交わしていたのだ
「此度の案は有意義であるな」
これに付き合わねば侠(オトコ)では無い
その結果.夜通し剣を打ち合う羽目になった
すっかり蒸留エネルゴンが抜けてしまった
しかし、体からは心地よいオイルが流れている
私の名のようなダイダイ色の朝焼けに
あ奴の名の様な蒼天の空が混じっている
オレンジとコバルトブルーが交じり合う白濁とした空に我らを重ねた
音楽をかける?



「なぁ今朝はビークルモードで帰らないか」
奴が我に言った
われの目を真っ直ぐに見つめて喋る
此奴(こやつ)の眼差しはいつもこうだ
首筋に僅かであるが擽(くすぐ)ったさが走る

『この、むぐったさはなんなのだ』
我はワレの胸中(きょうちゅう)に問いかける
トルクを上げる鼓動、胸のエンジンに焔(ひ)が付いている様であった

「ハハハ、そうであるなぁ最近は鍛錬の為、ずっと変形していなかったな。」
「そうだ同腹よ先日、赤紙が来たであろう」
あぁ思いつめている雰囲気を感じていたが、その事が原因であったか...

「いよいよ我らが武を戦場にて披露する事ができるな」
ふむ、その声色から心を察するに緊張はしていないようだ
「あぁ、そうだな我とて同じ想いだ」
